雫方式
投稿者 :BANEMO on
今回は「Nelcafe MilesTone」さん直伝の珈琲のおすすめの淹れ方をご紹介致します!
【淹れ方の名前】
雫方式
【用意するもの】
1.フェニックス70ドリッパー
※現在販売されている市販ドリッパーの中では最強。
アメリカのバリスタ、セイントアンソニーの作品。
2.フェニックス専用ペーパー
3.耐熱ビーカー
【ポイント】
ドリッパーが決め手。
ペーパードリッパーに関して。現在の日本ではV60が主力。それに比べてフェニックスは70度なので珈琲の量が同じでも幅が狭まり高さが出るため珈琲をキチンとお湯が通過し抽出力が数倍上がる。
【これだけは言わせて】
使う水はハングリーウォーター。ミネラルとか成分を含まない純水に近い水。その作り方がポイント。
よく、何とかの水とかを汲みにいって淹れている方がいらっしゃいますが気分的問題だけでナンセンスです。
【気をつけている点】
最初から最後まで全て神経を研ぎ澄ましてます。
【オーナー様お好みの味】
深煎りでほろ苦い昭和の珈琲。
【この珈琲の淹れ方】
豆は20グラム、お湯は5オンス。
事前にカップは温めておく。
1.挽いた珈琲を入れる前にペーパーをお湯で濡ら す。
2.湯温夏場85度、冬場90度。
3.蒸らし時間35~40秒。
4.最初の50cc(ハート)は点滴で外枠から1センチ以内 の範囲でゆっくり円を描くように。
5.次の50cc(ボディ)は細い湯線で500円玉くらいの円を描くように。
6.最後の50ccは500円玉よりもう少し大きな円を描 くように、しかしそれ以上外には振り回さない。
1杯の抽出時間は約3分。
【お店の一押し商品】
風 tenryu breeze
【店舗紹介】
Nelcafe MilesTone
静岡県浜松北部の山の中に焙煎所を作りました。ここでしか焼けない珈琲があるからです。
街中と山の中では明らかに酸素量か違います。
この里山の焙煎所では焼き始めから終わりまで終始ブルーバーナー(最高火力)を維持できます。
そのため思う通りの火力コントロールが可能です。
どんな条件の中でも味の再現性を保つ。
ロースターにとって絶対に必要なことだと思います。
当たり前過ぎて、本来ロースターが口にすべき事ではありませんが、ハンドアソーとは徹底的に、アソートした豆は焙煎単位で真空パックで鮮度劣化させない。焙煎後は200グラムずつボトルに詰め窒素ガスを注入、お客様のお買い上げまで焙煎したての鮮度を保ってお渡しする。
最高の珈琲を味わっていただくためやれることはとことんやります。