インドネシア コピ・ルアック ワハナ農園 アラビカ
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インドネシア コピ・ルアック ワハナ農園 アラビカ
深みのある香り、風味は他にはないコピ・ルアック特有のもの。程よい苦味と酸味が綺麗にまとまり、まろやかな甘味も感じられます。
奥行きのあるコクと複雑に絡む風味は特別さを感じさせるコーヒーと言えます。
ジャコウネコの糞から採取するという、世にも奇妙で希少なコーヒーです。
インドネシア語でコピ＝コーヒー、ルアック＝ジャコウネコの意で、コーヒーの実を食べたジャコウネコの排泄物からコーヒー豆を拾い集め、消化し切らないパーチメント部分を綺麗に洗浄、脱穀精製した物がコピ・ルアックとなります。
インドネシアがオランダの植民地だった時代、収穫したコーヒー豆は全てヨーロッパに運ばれてしまうため、現地で生産に従事していた農民はコーヒーを飲むことを許されていませんでした。
そこで自分達が飲むためにジャコウネコが排泄した糞からコーヒー豆を採取し飲んでいたのですが、それを目にしたオランダ人がコーヒーを口にしたところ素晴らしい香りと風味に驚き、特別なコーヒーとしてヨーロッパに紹介するようになりました。
コピ・ルアックの美味しさの秘密は生産者の方（ルアック君）にあります。
完熟したコーヒーの実を食べる為、自動的に良質な豆のみ選別。そして、特有の複雑な風味はジャコウネコ体内の消化酵素の働きや腸内細菌の発酵によってもたらされると言われています。
ワハナ農園では放し飼いにされたジャコウネコが、園内の手入れの行き届いた高品質なアラビカ種のみを食べる為『上質の豆をさらに厳選し特有の風味が加わる』三拍子揃った品物となります。
風味を活かすべく浅煎り寄りに仕上げる方法もありましたが、元の豆がマンデリンである為、やや酸味が気になるところでした。
と言って、深く煎り過ぎてしまうと特有の風味を失いかねない。
Mejicafeでは中深煎りに整え、個性を残しつつコクと酸味のバランスを保ち、豊かな高級感を演出しました。
当店では『運』気の上がるコーヒーとして、毎年お正月限定で店頭にてご提供しております。
多少ダジャレも含まれるところではありますが、ゲンを担ぐ意味でも特別なコーヒーと言えるかもしれませんね。
独特な製法ゆえに採取量が極めて少ないことから『幻のコーヒー』として珍重され、世界屈指の高価で希少なコーヒーとして知られるコピ・ルアック。
大自然の営みから生まれる魅惑の贈り物です。
【豆の詳細】
【生産国】インドネシア
【地域】北スマトラ州 ダイリ県 シディカラン
【農園】ワハナ農園
【規格】－
【品種】アラビカ種
【標高】1,000m〜1,400m
【精製法】ルアックプロセス（ジャコウネコが排泄したパーチメントを洗浄、乾燥後脱穀）
【焙煎度】シティロースト